サプリメントとしてのβグルカン
βグルカンとは、キノコ類、酵母の他、大麦などにも含まれる糖質の一種です。
糖質と言っても砂糖のように甘いわけではなく、デンプンのように消化吸収されるものでもありません。
そういう意味では食物繊維の一種に分類されます。
ヒトが消化吸収できないことから、特に重要な働きをするものではないと従来は考えられていましたが、実際はそうではなく、例えばコレステロール値を下げるとか抗腫瘍効果があることなどが分かってきています。
ただ、βグルカンと一口に言っても実態としては様々な糖質の集合体であり、別に大麦に限らずどんな植物体にも含まれる細胞壁の主成分であるセルロースも、化学的にはこれに含まれます。
ですが、少なくとも現在の研究においては、セルロースは食物繊維としての働きはあるもののヒトに対してそれ以外の何か特別な生理活性があるとは認められていません。
ですので、市販のサプリメントを摂取する場合にはセルロース分が含まれているのか、含まれているとすればどれくらいの割合なのかについても注意する必要があるでしょう。
あくまでもキノコ類、酵母、大麦などに含まれる成分についてのみ、興味深い生理活性があると分かってきているに過ぎないのです。
また、これらに含まれるものであっても、細かく見るとその性質は個々に異なっています。
このあたりはまだ研究途上で、どのような原料から得られるβグルカンが効果が高いのかとか、健康に良いのかというのはまだ未知数の部分が多いです。
